この記事を読んでいるあなたは、
「吹抜けの家にすることで後悔する要素を知りたい」
「吹抜けの家にする際のポイントを知りたい」
と思っていないでしょうか。
本記事では、吹抜けの家に住むと後悔すると言われる理由や、後悔せず暮らす対処法を紹介しています。
吹抜けの家を建てた後に、
「吹抜けの家を建てなきゃよかった」
と後悔したくないはず。事前に後悔する理由と対処法を知っておけば、住んでから後悔するリスクを減らせます。

吹抜けの家の後悔4選
ここでは吹抜けの家に住むと後悔すると言われている理由を紹介します。後悔する理由として以下、4つが挙げられます。
- 音や匂いが筒抜けて後悔
- 空調が効きにくく後悔
- 掃除やメンテナンスが大変で後悔
- 間取りで後悔
それぞれ詳しく解説します。
音や匂いが筒抜けて後悔
吹抜けの家に住むと後悔すると言われている1つ目の理由は、音や匂いが筒抜けになることです。
吹抜けの部分には、音や匂いを遮る天井や床がありません。通常の家は下の階に天井があり、上の階に床があります。しかし吹抜けの部分は1階から2階の天井まで広々とした空間になっています。
そのため「テレビの音がうるさくて集中できない」「2階がうるさくて気になる」のような不満を抱きやすくなります。またLDKに吹抜けがある場合は、料理の匂いが2階の壁紙や衣類についてしまうこともあります。
吹抜けの家は家族とのコミュニケーションの取りやすさが魅力ですが、吹抜けの家に住んで後悔する理由のひとつでもあります。
空調が効きにくく後悔
吹抜けの家に住むと後悔すると言われている2つ目の理由は、空調が効きにくいことです。
吹抜けを設けることで、部屋全体の空間が広くなります。夏は吹抜けから太陽の日差しが入り暑く、冬は暖房の暖かい空気が上にあがってしまうので寒いなんてことにもなります。結果、快適な室温を保つことが、難しくなります。

掃除やメンテナンスが大変で後悔
吹抜けの家に住むと後悔すると言われている3つ目の理由は、掃除やメンテナンスが大変なことです。
吹抜けに設置してある照明器具や窓が高い位置にあり、手が届きづらいのが特徴です。例えば、吹抜けの照明器具や窓にホコリがついている場合、簡単に掃除ができません。もちろん背の高い脚立を使うなどすれば掃除できるでしょう。
しかし転落する危険やホコリを取るだけなのに、とても労力がかかります。また電球ひとつ替えるのも大変です。
吹抜けの掃除も電球交換も専門業者に頼めますが、その分費用がかかります。設計の段階で、吹抜けの掃除方法やメンテナンス方法を考えておかないと住んでから後悔することになります。
間取りで後悔
吹抜けの家に住むと後悔すると言われている4つ目の理由は、間取りです。
吹抜けを設置することで2階の部屋数が減ってしまうからです。本来、部屋にできる部分の床を抜いて吹抜けをつくるため、2階の床面積が少なくなります。
そのためどうしても2階の部屋数を減らしたり、部屋の大きさや収納スペースを削らなくてはなりません。
吹抜けを優先した結果、住んだ後に「思ったより部屋が狭い」「収納スペースが足りない」など後悔する理由になってしまいます。

吹抜けを取り入れる際の3つのポイント
ここからは吹抜けを取り入れる際の、以下3つのポイントを見ていきましょう。
- 住宅性能
- 空調設備
- 間取り
一つずつ見ていきましょう。
住宅性能
吹抜けの家を夏は涼しく、冬は暖かい空間にするためには断熱性や気密性といった『住宅性能』の高さが必須になります。
なぜなら、吹抜けを設けると天井が高くなり、部屋全体の容積が大きくなり冷暖房の効率が下がるからです。
そのため吹抜けがある部屋の温度を一定に保てるような、高い断熱性能や気密性能を確保しましょう。夏は2Fから冷房をつけ、冬は1Fで暖房をつけることで快適な空間になります。
空調設備
『住宅性能』と合わせて重要とされるのが『空調設備』です。吹抜けは上部が広がっている構造のため、暖房や冷房の効きが悪く、上部が暖かく、下部が冷えてしまうことがあります。
また、空気の流れによって、部屋全体の温度差が生じることがあります。そのため、吹抜けを設置する際には、適切な空調設備を導入することが重要です。 例えば、吹抜けに設置されたダクトやファンなどの換気設備によって、吹抜け内の空気の循環を促進することができます。
また、下部の空間に設置された床暖房や、冷暖房が完全に独立しているエアコンなどの設備も、室内の温度調整に有効です。
間取り
吹抜けを取り入れる際に間取りが重要とされる理由は、吹抜けが部屋全体の空間の印象を左右するためです。
吹抜けを取り入れる際には、間取り全体を見渡し、吹抜けの位置や高さ、周囲の部屋とのバランスなどを考慮する必要があります。
吹抜けを取り入れてどのような空間を演出したいのか?設計士の方と丁寧に打ち合わせをして、インテリアを含めた構想をしていきましょう。
間取りやデザインを考慮しながら、吹抜けの設置場所や高さなどを決定することで、快適で高級感のある空間を実現することができます。
吹抜けの家を建てるなら浅井良工務店
ここまで吹抜けの家の魅力や、取り入れる際の注意点をお話ししてきました。「和歌山で魅力ある吹抜けの家を実現したい!」と考えている方は浅井良工務店がおすすめです。
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まとめ
今回は、吹抜けの家に住むと後悔すると言われる理由などを紹介してきました。吹抜けの家はとてもおしゃれに見えて、開放的な広々とした空間が魅力です。しかし実際に住んでみると機能性の面で後悔する方がいることも事実です。
本記事内でも紹介した通り、「音が響いてうるさい」「空調の効きが悪い」という声をよく耳にします。吹抜けの家で後悔する理由と対処法をしっかりと理解した上で、吹抜けの家を検討しましょう。