この記事を読んでいるあなたは、
「吹抜けの家が寒い理由を知りたい!」
「吹抜けの家にする際のポイントを知りたい!」
と思っていないでしょうか。
本記事では、吹抜けの家が寒い理由や吹抜けの家に住んでいる方の寒さへの評判、寒さへの対処法を紹介します。
吹抜けの家を建てた後に
「家が寒い…」
「寒さへの対策をしておけばよかった…」
と後悔はしたくないはず。吹抜けの家を建てる前に寒い理由や対処法を知っておくことで、吹抜けの家で快適な室内温度を保てますので、ぜひ参考にしてください。

吹抜けの家が寒い理由とは?
まずは吹抜けの家が寒い理由を紹介します。理由を理解することで対策できるので、確認していきましょう。
吹抜けの家が寒い理由は以下のとおりです。
- 暖かい空気が上昇してしまうから
- 断熱・気密性能が低いから
それぞれ詳しく解説します。
暖かい空気が上昇してしまうから
吹抜けの家が寒い1つ目の理由は、暖かい空気が上昇することです。
暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降する性質があります。暖房器具で部屋を暖めても、吹抜けがあると暖かい空気が上に流れてしまいます。
上に流れた暖かい空気が、吹抜けの窓などに触れて冷やされます。すると、その冷やされた空気が下に流れてくるため、寒く感じてしまいまいす。
上記の理由から吹抜けの家は寒いと言われています。
断熱・気密性能が低いから
吹抜けの家が寒いと言われてしまう理由の中には、そもそも断熱・気密性能に問題がある可能性が挙げられます。吹抜けがあることによって部屋が寒くなるケースもありますが、そもそも家全体の気密・断熱性能が低すぎるため寒くなってしまう場合もあります。
吹抜けをつくる上で高気密・高断熱な住宅は、快適に生活するのには欠かせない条件です。そのため、依頼する工務店の施工事例を確認し、高気密・高断熱な住宅が建てられるのか確認しましょう。
吹抜けの家に対する評判3選
ここまで吹抜けの家が寒い理由を2つ紹介しました。寒い理由は理解したものの、やはり実際に住んでみないとわかりません。
吹抜けの家に住んでいる方の評判は何よりも参考になる情報です。ここでは、実際に吹抜けの家に住んでいる方の評判を紹介します。
吹抜けの家の寒さに対する評判は以下、3つが挙げられます。
- 暖房26度で温度計が21.2度…
- 暖かい空気が天井に溜まってむっちゃ寒い…
- プロペラ??をつけていないから余計寒い
吹抜けの家を建てる際はぜひ参考にしてください。
暖房26度で温度計が21.2度…
暖房26度で温度計が21.2度… もうほんとに吹抜けの家寒すぎて嫌
そらちゃん最近ホリホリマット被ってる。寒いんかな。うさダンは嫌がるし、外付けヒーターいるかな。
引用元:twitter(@soratofuku0531)
吹抜けの家が寒いという評判です。高気密・高断熱で家中が快適に過ごせれば、電気代を大幅に削減できます。
まずは、家の断熱性能『UA値』を確認しましょう。吹抜けの家を検討している方にとって、とても参考になる評判です。
暖かい空気が天井に溜まってむっちゃ寒い…
家吹抜けのせいでエアコンの暖かい空気が天井に溜まってむっちゃ寒い…息子が動き回って触っても大丈夫な暖房器具ってなんかあるかなぁ
引用元:twitter(@yoi_yoi_coro)
吹抜けのような高い天井空間においては、暖気が天井に溜まってしまい、床や人に熱が届きにくくなることがあります。
そのため、吹抜けを暖めるには、サーキュレーター、あるいは天井に設置したシーリングファンなどで空気を循環させるといった方法があります。
プロペラ??をつけていないから余計寒い
古いけど。何が失敗って…吹抜けの天井なんですが…プロペラ??を付けてないっていう😅…だから余計寒いのだけど。家の中の焚き火ってDeepさんがツイしてるの見てから、焚き火と思ってボンボン焚いて部屋に小さいヒータープラスしたら、近頃めっちゃ暖かいです(笑)
引用元:twitter(@HiiragiRinRin)
この口コミには、吹抜けの天井にシーリングファン(プロペラ)を取り付けなかったため、暖かい空気が上に溜まってしまい、寒さが感じられるという問題があります。
吹抜けを設ける場合には、空気の流れを考慮した設計が必要です。例えば、吹抜けには天窓を設置することで、自然光を取り込むことができます。
また、シーリングファンや換気扇を取り付けることで、空気の循環を促進できます。ただし、エアコンの風量や設置位置を調整することでも、寒さを緩和することができます。薪ストーブやヒーターも有効な対策ですが、安全面にも注意が必要です。
吹抜けの家の寒さへの対処法3選
ここでは吹抜けの家の寒さへの対処法を紹介します。寒さへの対処法は以下、3つが挙げられます。
- 断熱・気密など住宅性能を高める
- 全館空調システムを利用する
- パッシブデザインを取り入れる
それぞれ詳しく解説します。
断熱性・気密性など住宅性能を高める
1つ目の対処法は断熱性・気密性など住宅性能を高めることです。
天井が高いことで、冬場など室内が寒くなる傾向にあります。そのため、そもそも断熱性・気密性など住宅性能を高めることで対応できます。
そのため、吹抜けの家を検討している方は、高性能な住宅を建てられる住宅会社に依頼しましょう。
全館空調システムを利用する
2つ目の対処法は全館空調システムを利用することです。
全館空調システムは、吹抜けがあっても部屋の温度を一定に近い状態に保てるからです。
全館空調システムとは、ダクトを通して家中に暖かい空気を送り出すシステムです。一般的な暖房の場合、どうしても暖房が設置されていない廊下やトイレは寒くなりがちです。
さらに、吹抜けの家の場合は暖める空気の量が増えるため、暖房性能が能力不足に感じてしまいます。
しかし、全館空調システムは家のどこにいても快適に過ごせます。吹抜けの家では特に大きな効果を発揮するでしょう。
パッシブデザインを取り入れる
3つ目の対処法はパッシブデザインを取り入れることです。
パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風といった『自然の恵み』を家の快適さに活用するデザインを指します。
例としてはできる限り、『南側の窓面積は大きく取り、南以外の窓は通風と採光上問題のない程度で小さくする』などです。
上記のようにすることで南面の窓は、冬に温かい太陽の熱を十分取り込み、暖房効率を向上させてくれます。また、それ以外の窓はできるだけ小さくすることで、熱がムダに逃げることを防ぎます。
加えて、小さい窓から大きい窓へ向かって勢い良く風が流れ、風の通り道をつくることにも役立ちます。
このようにパッシブデザインを取り入れることで、快適な吹抜けの家が実現できるでしょう。
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まとめ
今回は吹抜けの家が寒い理由と吹抜けの家の寒さに対する評判、寒さへの対処法を紹介しました。
吹抜けの家は寒く、後悔していると言う声をよく耳にします。寒さの理由は以下、3つが挙げられます。
- 暖かい空気が上昇する
- エアコンの暖房性能が能力不足になる
- 電気代高騰による節約
上記の理由は家を高断熱にすることや空調設備の見直しで対処できます。実際に吹抜けの家に住んでいる方の評判にもある通り、まずは家の断熱性能をあげましょう。
断熱性能をあげることで、「吹抜けの家は寒い」と言うイメージを払拭できます。合わせて空調設備など、適切に対処すれば吹抜けの家でも快適な室内温度を保てます。
吹抜けの家を検討している方はぜひ、参考にしてください。